借りている物件のシャワーの水圧を強くしたいときどうしたらいい?
賃貸で高い階に住んでいる場合、シャワーの水圧が弱いことがあります。しかし、賃貸のためお風呂のリフォームなどはできず、どうしたらよいかわからない方もいるでしょう。そこで、賃貸のシャワーの水圧を強くするためにできることを解説します。水圧が弱い原因も説明しているため、理由がわからない方は参考にしてください。
シャワーの水圧が弱いのはなぜ?
シャワーの水圧が弱い原因には、次の4つが考えられます。
高層階に住んでいる
一般的に、階層が高くなるにつれてシャワーの水圧が弱くなるといわれています。とくに、築年数が古い物件や重力給水方式であれば、水圧が弱い物件が多いです。重力給水方式は重力を利用するため、下の階になるほど水圧は強くなりますが、高層階になるほど水圧が弱くなります。「だったら違う給水方法にすればよい」となりますが、これには大規模な工事が必要となるため、賃貸では簡単にできません。
止水栓が閉まりすぎている
止水栓とは、水量を調整するための元栓のようなものです。マンションであれば、玄関の横についている「パイプスペース」と呼ばれる場所に多くあります。もし蛇口から水漏れがして止まらなければ、この止水栓を閉めればよいのですが、もともと閉まっている場合は、水圧が下がって使いづらくなってしまいます。
シャワーヘッドが詰まっている
シャワーヘッドやストレーナーにゴミが詰まっている場合、シャワーの水圧が弱くなってしまいます。「キッチンやトイレの水圧は問題ないのにシャワーだけ水圧が弱い」と感じたら、シャワーヘッドを確認するとよいでしょう。
給湯器の容量が少ない
給湯器には容量が少ないと水圧が弱くなるものがあります。容量が大きければ複数か所で同時に使用できますが、容量が少ないと同時に使った際、水圧が弱くなります。
シャワーの水圧を強くするには?
シャワーの水圧が弱くなっている原因が特定できたら、水圧を強くするためにできる方法を試してみましょう。高層階に住んでいる場合は、個人の力では改善できないため、まずは止水栓を確認します。閉まりすぎていたら少し開き、シャワーの水圧が変わったか見てください。
止水栓の閉まりすぎではなく、シャワーヘッドが詰まっている場合は、詰まりを取り除きます。「シャワーヘッドにゴミが貯まるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、シャワーヘッドは水アカ(ミネラル分)が溜まって詰まることがあります。ミネラル分は酸性に弱いため、クエン酸やお酢を使って除去しましょう。
それでも原因がわからないときは、給湯器の容量を確認してください。24号と書いてあれば4人以上の家族向けですが、20号では2~4人家族向け、16号では1~3人家族向けとなっています。家族の人数に対して十分ではないと思ったら、大家さんや管理会社に連絡して相談してください。
シャワーヘッドを交換するのも手
「高層階の部屋を借りている」「管理会社に相談したが給湯器の交換ができない」このような場合であれば、シャワーヘッドを交換してみましょう。最近では節水タイプや水圧が強いタイプも多くあり、ホームセンターなどで簡単に入手できます。
交換する際は、元から設置されているシャワーヘッドを保管することと、ホースと一体化しているタイプなのか、ヘッドだけ交換できるタイプなのかを確認してください。もとから設置されていたシャワーヘッドを紛失すると、原状復帰の際に費用を請求される可能性があるほか、タイプを間違えて購入すると交換できないことがあります。
まとめ
借りている物件のシャワーの水圧が弱い場合に考えられる原因と、水圧を強くするためにできることを解説しました。止水栓の閉めすぎやシャワーヘッドの詰まり、給湯器の容量を確認しても異常がない場合、マンションの給水方式が原因と考えられます。そうなると個人の力だけではどうにもできないため、水圧が強くなる低水圧用のシャワーヘッドへ交換してはいかがでしょうか。
- 迷った方にはこの会社がおすすめ!
-
リブスター
リブスターはオーナーとのしがらみがない為、仲介物件の選択肢が実質的に幅広くなっています。初めてのお引越しで何もわからない方や初めて池袋周辺に住む方にも周りの情報などを含めて手厚くサポートしてくれるので極めて安心できる不動産屋です。
集客を主に口コミと評判だけに任せているのがリブスターの大きな特徴です。その為スタッフの接客対応が他の不動産屋と違い最初のヒアリングで時間をかけて色々と話しをして優しく的確なアドバイスももらえるのでその後信頼関係が生まれ安心して楽しく物件探しが出来るイメージです。さらにリブスターは予約制で行っているのでスタッフが丸一日時間を使って徹底的に条件に合った物件探しのサポートをしてくれます。