入居前に知りたい!一般物件と女性専用物件は何が違うの?

公開日:2022/08/15   最終更新日:2022/08/22

女性がひとり暮らしをする場合、女性専用の物件のほうが安心できると思われるのではないでしょうか。賃貸マンションでは、女性専用の物件も多く用意されています。入居者が全員女性なので、安心感がありますね。しかし、他に女性専用物件は一般の物件とどのような点が異なるのでしょうか。違いをお伝えします。

女性専用物件とはどのような物件?

女性専用物件は、女性だけが入居できる物件のことです。女性専用の物件の特徴として、セキュリティがしっかりしている点が挙げられます。

また、女性だけが入居するということで、外観をおしゃれにしている物件や、内装もこだわりがある物件も多いです。また、デザイナーズ物件も多いのが女性専用物件の特徴です。入居者は全員女性という点で、安心感もあるでしょう。はじめての一人暮らしで不安という女性からも人気です。

一般物件とは何が違うのか

女性専用物件は、一般物件とどのような点が異なるのでしょうか。一般物件との違いをまとめました。

セキュリティ面がしっかりしている

女性専用物件は、セキュリティがしっかりしていることが挙げられます。もちろん一般物件でもオートロックやインターフォンモニターなどはついていますが、女性専用マンションは、さらにセキュリティを強化しているケースが多いです。

窓が防犯窓になっていたり、二重施錠があったり、セキュリティシステムが導入されている場合などがあります。また、管理人さんが常駐している物件も多いです。

設備が整っている

女性専用物件は、室内の設備が充実している傾向にあります。より住みやすさを重視しているのが女性専用物件なのです。具体的には、トイレとお風呂は別々になっていることや、洗面台が広くなっていること、クローゼットなど収納スペースがしっかり設けられていることなどが挙げられます。

特に、トイレとお風呂が一緒になっている住まいは女性が苦手とすることが多いため、ほとんどの女性専用物件では別々になっています。

女性専用マンションのデメリット

女性専用の物件は、女性がより生活しやすいようにしてくれていますが、デメリットが無いわけではありません。デメリットも把握したうえで、入居するか検討しましょう。

マンション規約が厳しい

女性専用としていることから、敷地内に男性が入れないという可能性があります。たとえば、父親や彼氏、男友達などを呼ぶことができないのです。マンションの規約でOKとなっていれば家に呼ぶことはできますが、規約でできないとなっている場合は、違反になるため呼ぶことができません。

家賃が高くなることも

女性専用マンションは、セキュリティ面や外観、設備などお金がかかっています。このことから、家賃が高くなりがちです。できるだけ家賃を抑えたいという場合は、女性専用物件は向いていないでしょう。

女性専用物件を探すときのチェックポイント

女性専用物件を探す場合、どのような点に注意して探すと良いのでしょうか。探す際のポイントをまとめておきます。

セキュリティをチェック

セキュリティがしっかりしている女性専用物件ですが、その設備内容は各物件で異なります。そのため、入居前にセキュリティ設備の確認をしましょう。

防犯カメラやオートロック、二重鍵、防犯窓などそろっていれば安心です。また24時間対応してくれるセキュリティシステムが導入されていれば、万が一の場合にかけつけてくれるのでこれもあると良いでしょう。

マンションの管理状態や清潔かどうかを確認

契約をする前に必ず内見しましょう。内見できない物件はあまりおすすめできません。内見することで、共用部の清潔さや管理状態を確認できます。室内が綺麗でも共用部が汚れていては困ります。内見すれば、細かい点まで確認できるので安心です。また、管理人さんがいる場合は、どのような人なのか確認することも大切です。

宅配ボックスなどの設備も確認

日中出かけることが多い方や不在にされることが多い方は、宅配ボックスがあるかどうかも確認しておくと安心です。対面で荷物を受け取らずに済みます。宅配業者の方は、男性でも女性専用物件に入ることは可能になっていますので、対応するのが不安という場合は、宅配ボックスがあれば安心です。

管理人さんがいるかどうか

日中不在にすることが多い場合は、管理人さんがいる物件のほうがより安心できます。管理人さんがいる物件を探してみましょう。

家賃を確認

設備が充実しているほど、物件の家賃は高くなってしまいます。支払える家賃なのかどうか必ず確認してください。

まとめ

女性専用物件について、般物件との違いや女性専用物件の選び方もお伝えしました。女性専用物件は、セキュリティが充実していて、住みやすく、お洒落な物件という特徴があります。しかし、デメリットもあるので、女性専用物件の入居を検討される際は、メリット・デメリット双方をふまえた物件探しをするようにしてください。

WRITER沢野圭太
埼玉県出身。不動産歴6年。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーとしての視点で不動産情報を日々発信しています。
自身も不動産屋として接客の経験を持ち、本当に求められる安心できる不動産屋情報の発信に努めています。

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