ここからは、赤羽の住みやすさや赤羽の家賃相場、部屋探しの注意点などについて解説しています。赤羽でおすすめの不動産会社を選ぶ際の参考としてください。

赤羽市は東京と埼玉県の間にある北区に位置する町です。

かつて「本当に住みやすい街大賞」でも1位を取ったことがあり、一人暮らしからファミリーまでさまざまな人が暮らしています。赤羽の特徴を、住みやすさを中心に解説します。

都内の主要駅に乗り換えなしで行ける

赤羽都心部だけでなく、埼玉や神奈川方面へのアクセスしやすい町です。JRは京浜東北線・根岸線・埼京線・高崎線・湘南新宿ライン・東北本線など、たくさんの電車が乗り入れています。

主要駅までの所要時間と乗り換え回数ですが、新宿駅・渋谷駅・池袋駅・東京駅・品川駅には乗り換えなしで行くことができます。所要時間は池袋駅が一番近く約10分・新宿駅約14分・東京駅約17分・渋谷駅約20分・品川駅約26分と、どの駅も約30分以内に行くことができるので非常にアクセスが良いといえるでしょう。
また赤羽駅への終電は24時30分前後と遅いので、仕事などで帰りが遅くなっても安心ですね。

都心に仕事がある場合はもちろん、埼玉方面へ向かう必要がある場合にもアクセスしやすい町です。その分通勤ラッシュ時は混雑が予想されます。

アクセスの良さを取るか、ラッシュを避けるかで、暮らしやすさは変わるでしょう。

バスも多く出ているため、多少駅から離れた物件でも不便を感じにくいです。カーシェアリングサービスもあり、中長距離の移動も楽にできます。アクセス面でいえばかなり住みやすい町といえるでしょう。

駅周辺は買い物や外食に便利

赤羽駅周辺は、駅周辺にスーパーや飲食店が数多くあります。イトーヨーカドーや西友など、比較的夜遅くまで営業している店が充実しており、遅い時間でも利用できます。コンビニも多数あるため、深夜に急な買い物が発生しても安心です。

ほかにも赤羽駅直結の大型商業施設があります。そのひとつにエキュート赤羽やビーンズ赤羽がありますが、ここではスイーツやお惣菜、雑貨などが販売されているため、仕事帰りや学校帰りにも気軽に買い物ができます。

そのため、日常生活の必需品はほとんど揃うことでしょう。また飲食店も多く、頻繁に外食する場合も飽きる心配がありません。

駅周辺に店が集中しているため、仕事や学校帰りに食事を済ませられるのも便利です。また赤羽駅は西側に複数のショッピングモールが充実しています。

ビビオやアピレといったショッピングモールがあり、ここでは衣料品や書籍などが販売されています。モール内はリーズナブルな価格のお店もあるため、学生でも買い物しやすい雰囲気です。

一方、東側には昔ながらの商店街やテレビでも取り上げられた飲み屋街があります。赤羽一番街商店街やLaLaガーデン赤羽スズラン通り商店街がありますが、なかでもLaLaガーデンに関しては330メートルのアーケード沿いに100店舗以上のお店が並んでいます。

こちらはファストフード店やドラッグストア、病院、塾、銀行、カフェ、美容院、スーパーマーケットなどさまざまな店があり、アーケードなので雨の日も傘を差す必要がありません。生活に密着したお店が数多く並んでいるため、この商店街だけでも十分、生活に困りません。

子どもがいる方にとっても、商店街に塾があることで治安がよく、安心して通わせることができるでしょう。またLaLaガーデンでは、照明のLED化や路上駐輪場の整備など買い物しやすい環境づくりに力を入れており「第9回　東京商店街グランプリ」にて準グランプリを受賞しています。

そのため、今後の取り組みにも期待ができるでしょう。このように赤羽駅は、駅に出れば生活に必要なものは大体揃えられます。

遅くまで開いている店舗もあり、初めて赤羽で暮らす方やひとり暮らしの方でも安心して生活できるでしょう。

赤羽駅周辺の治安について

町の住みやすさは治安も大きく影響します。赤羽駅の場合、西側と東側で違うため、物件を探す際は注意しましょう。

西側は赤羽駅直結のショッピングセンターがあり、比較的整備されています。24時間パトロールをおこなうなど、防犯対策がしっかり行われています。

一方、東側は商店街や飲み屋街があり、西側に比べると少々治安の悪い場所もあるようです。夜遅い時間に出歩く際は気を付けた方がいいでしょう。

とはいえ、赤羽駅周辺の総犯罪率は0.1％前後とかなり低いです。自衛を心がければ問題ありません。

子育て支援も充実

赤羽市のある北区では、子育て支援に力を入れています。0～5歳の子供を持つ親が参加できる講座や、父親、祖父母を対象とした講座を実施しており、小さい子供を抱える親への支援はもちろん、小中学生向けの支援も積極的におこなっています。

子育てにおいて、妊娠から義務教育終了まで途切れなく支援を受けることができます。赤羽市は、妊婦さんや小さいお子さんがいる家庭だけでなく、中学生がいる家庭もサポートしてくれる町です。

次に、赤羽の家賃相場について解説します。ワンルームは約6～7万円、1Kは約7～8万円台です。立地により多少は前後しますが、地方に比べると高めの傾向にあります。

1DKは約7～9万円、1LDKは約10~12万円です。1DKはワンルームや1Kよりも少々高い程度ですが、1LDKになると10万円台まで金額が膨らみます。

2K／2DKは約9～14万円、2LDKは約14～16万円です。2Kを選択すれば、家賃を多少抑えられるでしょう。

3K／3DKは約11～17万円とかなり開きがあります。3LDKは約16～17万円、4LDKは約21～23万円となり、1Kと比べると間取りが大きくなった分、家賃相場も高額です。

家賃は物件の設備や立地により多少変化しますが、自分が借りようとしている物件の家賃相場を押さえておけば、提示されている物件が安いかどうか判断できます。これから赤羽で部屋を借りる予定の方は、こちらで紹介した家賃相場を覚えておくといいでしょう。

ここまで、赤羽の住みやすさや家賃相場について解説させていただきましたが、いざ部屋を探す際に気を付けておきたいポイントについて知りたい方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「賃貸物件を探すうえで気にするポイント」についてアンケート調査を行いました。どのような回答となったのか、詳細を見てみましょう。

1位となったのは「家賃」で、22%でした。一般的に、家賃は「手取りの3分の1以下」が目安といわれています。

いくら広くて綺麗、機能性が抜群なお部屋でも、毎月支払う家賃が身の丈に合っていなければ、家計を圧迫し後悔することとなるでしょう。最悪住み続けることはできません。賃貸物件を探すうえでは、家賃を気にするという方がもっとも多くなりました。

2位は「立地・アクセス」で、20%が選びました。通学・通勤先との距離や駅と家との距離が近ければ、毎日の通学・通勤の苦痛は軽減され、時間の節約にもなります。アクセスの悪い部屋を選んでしまうと、最初は良くてもだんだん不満がたまってくるかもしれません。

また、家の近くにコンビニやスーパーなどがあると便利です。こちらも注目しておきたいポイントです。

3位となったのは「間取り」で、15%でした。部屋の間取りは暮らしやすさに直結します。家事動線が良ければ、面倒な家事も効率的にこなすことができるでしょう。

生活動線が良ければ、日々快適に過ごしやすくなります。これらとあわせて日当たりや風通しも忘れずに確認しましょう。

アンケートの結果は以上となりますが、賃貸物件を探すにあたって、参考になる内容であったなら幸いです。当サイトでは、コストパフォーマンスが高く、立地・アクセスがよいお部屋を仲介してくれる不動産会社も紹介しています。

次の見出しでは、部屋探しを始めるタイミングと、部屋探しをする際の注意点について、ポイントを押さえて解説しますので、ぜひ参考になさってください。

次に、部屋探しの時期や物件選びの注意点を解説します。どれも不動産会社で家を借りる際に必要な知識です。

しっかり覚えておきましょう。

引っ越す日程が決まっているならその2か月前がベスト

引っ越す日程が決まっている場合は、代替引っ越し予定日の1～2か月前までには物件を決め、不動産会社に足を運ぶようにしましょう。物件探し自体はそれよりも前にしておきます。

優れた物件を選ぶには、引っ越したい土地にある物件を複数見ておくのがポイントです。引っ越し予定日の3～4か月前から物件を見ておくと、自分の住みたい部屋の候補を絞り込めます。

これは同棲やルームシェアのように、複数の人と住む場合も同じです。一緒に住む人と物件を相談しながら決め、引っ越し予定日の1～2か月前になったら不動産会社へ足を運んでください。

優良物件を狙うなら1月がおすすめ

新生活などで新しい物件を探すときにおすすめなのが、1月です。1～3月は不動産会社が忙しくなる「ハイシーズン」にあたります。

ハイシーズンは多くの人が引っ越しを始める時期で、その中でも1月は優良物件が多い時期でもあります。

物件が多く出回るハイシーズンは、優良物件も早く決まりがちです。新生活を希望の条件を満たした部屋で過ごしたいなら、1月中に物件を決める気持ちで動くことをおすすめします。

2～3月は注意が必要

2～3月もハイシーズンにあたり、物件数自体は多いです。しかし、この時期に多くの物件が契約になるため、2月以降は優良物件数が一気になくなる場合も珍しくありません。この時期に契約する場合は、できるだけ早めに取り付けましょう。

3月になるとハイシーズンも落ち着いてくるため、物件数も減っていきます。とはいえ、忙しい時期のラストスパートに当たるため、物件が決まるスピードもほかの時期に比べると早いです。

3月に契約する場合も、できるだけ早く契約しましょう。

4～5月はのんびり物件を探したい方向け

4～5月は物件探しがひと段落して、不動産会社も余裕が出る時期です。物件数は1～3月に比べれば少ないですが、オンシーズンを逃がした物件が残っています。

場合によっては、価格交渉ができる可能性もあります。5月は引っ越ししやすい時期でもあるため、カップルやファミリーなど複数で暮らす物件探しに向いている時期です。

6～8月は入居費用を抑えるのに最適な時期

6～8月は梅雨や暑さの影響から、引っ越しをする人が少ない時期です。その分、ハイシーズンよりも礼金や家賃の値下げ交渉がしやすい時期に当たります。

また、一定期間家賃が無料になる「フリーレント」などのサービスを利用できる場合もあります。

お得に部屋を借りたいなら、6～8月はねらい目の季節です。不動産会社も相談に乗りやすい時期でもあります。じっくり物件について相談したい場合にもおすすめです。

新築を狙うなら9～10月がおすすめ

9月は過ごしやすい気候なため、転勤や結婚で住まいを探す方が多くなります。これを受けて新築物件や、カップル・ファミリー向け物件が多く出回ります。

築年数の浅い物件を探す場合は、秋がおすすめです。年末年始に引っ越し予定の場合も、この時期から物件探しをしておくとよい物件を見つけやすくなるため、おすすめです。

11～12月はゆっくり物件を探したい人向け

この時期になると新生活に向けて引っ越し始める入居者が増えます。それでもハイシーズンに比べれば忙しくないため、不動産会社も相談に乗りやすい時期です。

ゆっくり物件を探したい方におすすめといえます。11～12月の注意点として、気に入った物件があっても契約しない限りは自分の部屋にすることはできません。

賃貸では仮契約などもできないため、気に入った物件があればできるだけ早く契約しておきましょう。11～12月にゆっくり物件を見て、契約したい部屋の条件を定めるのもおすすめです。

次に、部屋探しの大まかな流れを紹介します。段取りごとのポイントもあわせて解説しているため、この流れに沿って部屋を探せばスムーズな契約が可能です。

部屋探しの条件を決める

まずは部屋探しの条件を決めましょう。決める条件は大きく分けると家賃、エリア、間取り、その他条件の4つです。

家賃は毎月決まった額を支払うため、余裕をもって支払える金額で設定します。目安は収入の3分の1です。部屋を借りるときは家賃だけでなく、管理費・駐車場などの料金も加算して考えましょう。

エリアは家賃や借りる部屋の設備に影響する要素です。たとえば、赤羽の場合駅周辺は物件や設備が集中している分、暮らしやすいといえます。

その分人気が高いため家賃も高めの傾向にあります。また、同じ駅周辺でも治安や設備が違う西側と東側では、家賃に違いがあることも。

駅から離れた郊外などは、通勤や買い物の際に駅へ向かう必要がありますが、その分家賃は低い傾向です。このように、エリアごとの細かい違いにも注意しましょう。

次に間取りを決めます。間取りは部屋数が多ければ多いほど高くなる傾向にあります。先に解説した家賃相場を確認して、自分の設定した家賃上限ならどんな部屋が借りられるか確認するとイメージがつきやすいです。

間取りは「1LDK」のように数字と英字で表しますが、数字は「部屋数」を、英字は「用途が決まっている部屋」を指します。「L＝リビング」「D＝ダイニング」「K＝キッチン」です。「1LDK」の場合は「部屋ひとつ・リビング・ダイニング・キッチン付きの部屋」の意味になります。1Rは「R＝ルーム」で「キッチンと部屋が区切られていない」という意味です。

住宅の機能は賃貸ごとに異なります。そのほかの機能は「絶対に欲しい機能」「あったらうれしい機能」に大まかに分けておきましょう。

たとえば、セキュリティが気になる場合は「オートロック」などが絶対に欲しい機能になり、それ以外の機能はあったらうれしい機能となります。

このほか、洗濯物を早く乾かしたいなら「浴室乾燥機付き」光熱費を節約したいなら「都市ガス」などがおすすめです。機能はそれぞれ役割があるため、意味を調べておくことをおすすめします。

賃貸情報サイトで情報収集する

条件をある程度決めたら、条件に沿って物件を探しましょう。賃貸情報サイトでは、欲しい物件の条件を入力して検索します。条件に当てはまる物件が出てきたら、その中から気になる物件をピックアップしましょう。

物件のピックアップは複数件用意しましょう。このあと解説する内見で、契約したい物件が思ったものと違うときがあります。

物件を複数用意しておけば、イメージと違う物件にあたってもほかの物件から探せるため、自分の気に入った物件を見つけやすくなります。

問い合わせと内見

気に入った物件を複数見つけたら、物件を管理する不動産会社に問合せをして、内見の予約を入れましょう。内見とは、実際に物件を案内してもらうことです。部屋の広さや設備を教えてもらえます。

内見の際は実際に住むことを考えながら部屋を見るのがポイントです。キッチンやお風呂、トイレや収納などをよく確認しておきましょう。

実際に自分が使ったとき使いやすいかを考えながらチェックするのがおすすめです。

内見後は入居申し込みと審査をおこなう

内見が終わったら不動産会社で契約します。もちろん、内見の時点で気に入る物件がなかったり、もう少し考えたかったりする場合は契約をしなくても問題ありません。ただ、部屋のキープはできないため注意しましょう。

契約が終わったらそのまま入居審査に移ります。申し込みに必要な書類や、保証人情報などを揃えておくと審査にとおりやすくなります。物件探しの時点で用意できる書類や情報はあらかじめ用意しておきましょう。

部屋探しの際は、部屋を管理する不動産会社にも注目すると、よい部屋を借りられます。不動産会社を選ぶ際のポイントをご紹介します。

丁寧で親身な対応

よい不動産会社かどうかわかりやすいポイントとして、対応の良さがあります。顧客に対して丁寧な対応ができる不動産会社は、お客様が快適に部屋で過ごせるような配慮ができる会社です。

部屋探しや契約で困った事態に遭遇しても、すぐに対応してもらえます。具体的には、メールや電話での問い合わせに対して迅速かつ丁寧に対応してくれるかで判断できます。

また、内見の際に、部屋の使いづらいところや問題があるかを質問するのもよい方法です。部屋のデメリットについて正直に答え、改善のアドバイスができるのは、入居者が快適に過ごせるよう配慮しているからできることです。

不動産会社を選ぶ際は、細かい対応にも注目しましょう。

定休日が少ない・営業時間が長い

定休日が少なく、営業時間が長い不動産会社は、予定調節がしやすいです。定休日がなければお休みがある不動産会社よりも早く契約できます。

また、営業時間が長いと自分の都合に合わせて予定が組みやすく、内見にとれる時間も余裕があります。仕事や学業で遅い時間にしか行動できなくても、定休日や営業時間を気にせず内見や契約ができるのはかなり便利です。

宅地建物取引業者免許の更新回数が多い

宅地建物取引業者免許の更新回数は、営業歴の長さを図るのに便利な指針です。

宅地建物取引業者免許は、会社のホームページや店頭で確認できます。免許は5年ごとに更新されるため、更新回数から営業歴を計算してみましょう。

たとえば、「国土交通大臣（3）第2245号」とあった場合、この不動産会社は15年以上経営していたことになります。

不動産会社は廃棄率が高い業種のため、部屋を借りている途中で不動産会社が廃業したケースもたくさんあります。これを避けるためには、長年営業を続けている業者を選ぶことが大切です。

具体的には、営業10年以上を意味する2回以上の更新をしている業者を選びましょう。

内見の際にいくつかのアイテムを持っていくと、より充実した内見を行うことができます。まず内見の必需品と言われているのはメジャーです。
インターネット上の写真や間取り図でなんとなくの雰囲気は確認できますが、幅や高さまでは掲載されていないことがほとんどです。家具や家電の配置を考えるためにもしっかりと計測しましょう。
メジャーがあれば計測した結果を自宅に帰って、持っている家具や、新たに購入を考えているものと比較検討することができます。またメモも持っていくと良いでしょう。内見の担当者に聞いた話や、持っている家具の寸法をメモしておくと内見しながら配置のイメージをすることができ、より有意義な内見になります。
他にはスマートフォンを持っていきましょう。動画や写真を撮影しておくことで、後で見返すこともできますし、奥まって見えにくいようなところにはスマートフォンのライトが活躍します。
またスマートフォンには方位磁石のアプリもあります。方位は間取り図にも記載されていますが日当たりを重視する方に方角は重要になってきます。
方位磁石のアプリがインストールされていないスマートフォンもあるので事前に確認をしておきましょう。

赤羽で部屋探しをするなら、まずは不動産会社へ相談しましょう。不動産会社の選び方を押さえれば、真摯に対応してくれるお店を見つけられます。

先に物件をある程度ピックアップして、借りたい部屋の具体的なイメージを持っていくのもおすすめです。不動産会社や物件を賢く選んで、快適な新生活を送りましょう。

【FAQ】よくある質問