不動産の契約書は細かい部分までしっかり確認しよう

公開日:2019/12/15  

池袋にも高価な不動産がたくさんあり、盛んに売買がおこなわれています。ただ、素人が不動産売買をおこなう場合、契約書の細かい部分を見逃してしまい、後になって「こんなはずではなかった」と感じることもあるようです。そこで、どのような部分を意識したらよいのか見ていきましょう。

そもそも売買契約書とは何か理解しておこう

不動産を購入する場合や売却する場合には、売り主と買い主の合意が必要になります。

合意ができて初めて売買契約をおこなうことになりますが、このとき後になって契約をしていないと一方がいえば大きな問題になってしまいます。確かに契約したにもかかわらず、そのような主張すれば確かに理不尽な話しです。

しかし、現実にそのような人が存在するため見過ごすことはできません。実際に、契約をしたかどうかの証拠がなければ、契約を実際にしていたとしてもはっきりと主張することはできないでしょう。

そこで、売買契約書と呼ばれるものを作って双方に渡すようにしています。これを作ることにより、実際に契約をしたことの証拠となるだけでなく、何かあったときに第3者に見せれば、自分がその土地を持っていることや売却したことの証明をすることも可能になります。

たいていの場合、あいだに仲介業者つまり不動産会社が入るようになります。最近は、個人同士で取引きする例は非常に少なく、プロの仲介業者が入ることにより取引きが成立している例がほとんどです。

そのため、書類の内容なども不備がないことがほとんどですが、それでも本人たちは細かな内容などを確認しておく必要があります。重要なことに関しては、仲介業者の方で説明があるかもしれません。

売買物件の表示をチェックしておこう

契約書としてチェックしておきたいことの内容の一つは、売買の対象となっている物件が明確になっているかです。「そのようなことは書いてあった当たり前ではないか」と思う人がいるかもしれません。しかし、いい加減な不動産会社がおこなえば、明確に記入されていない場合があります。

仮にそれが意図的ではないにしても、不動産会社も忙しいため細かなところに目が行き届かなかった可能性もあります。また、新人が書類のチェックをした可能性もあるでしょう。いずれにしても、不備があれば後になって問題になる可能性が高い部分が「売買物件の表示」になりますのでこの点に誤りはないかを確認しておきます。

代金や支払い期日などもチェックしておく

書類のチェックに慣れていない人は、などもチェックを怠ることがあります。よく怠ってしまう部分の一つが代金のチェックになります。代金は、記入されていって当たり前でしかもその数字が間違っていることはないと信じている人はほとんどでしょう。しかし、0がひとつ足らなかったり、あるいは一つ多いようなこともあります。

この場合、取引き自体が成立しない可能性も出てくるため、しっかりと桁数まで確認をしておく必要があります。その後に契約書に押す印鑑に関しては「その契約書の内容で間違いありません」という意味を込めて捺印するわけですので、押してしまった以上はその内容に誤りがなかったことを証明しているようなものです。

後になって「あのときは間違いでした」などといっても通用しないことが多いでしょう。この場合、弁護士などを利用すれば問題解決できる場合もありますが、当然弁護士費用なども余計にかかってしまい時間もかかります。それならば、最初のうちから、しっかりと確認をしていき間違いがないようにすることが重要です。

 

建物などを購入したり売却する場合には、契約書を必要とします。この契約書がなければ、建物の売買があったことを第3者に説明することができません。そのような意味において契約書が重要になりますが、細かな部分をよくチェックしておくことが大事です。

例えば、物件の名前や面積が間違っていたり、金額が間違っているようなこともあり得ます。処理を作った担当者が初心者の場合や注意力不足で間違えてしまった場合などは取り返しがつかなくなりますので、印鑑を押す前の段階でチェックをしておくことが重要です。

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WRITER沢野圭太
埼玉県出身。不動産歴6年。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーとしての視点で不動産情報を日々発信しています。
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