家賃を下げたい!家賃交渉を成功させる3つのコツ

公開日:2021/01/15  


新しい住まいや物件を探している際に「家賃を下げたいけど、どうすればよいのかわからない。」「家賃って交渉できるの?」と疑問はではありませんか?毎月払う家賃はできるだけ安くしたいですよね。そこで、今回は家賃交渉を成功させるための3つのコツについて解説します。物件を探しており、家賃を少しでも安くしたい人は、参考にしてみてください。

家賃交渉が成功しやすいタイミングについて知ろう

まずは、家賃交渉が成功しやすいタイミングについて知りましょう。家賃交渉が成功しやすいタイミングは「入居時・更新時」になります。入居する気もないのに家賃の交渉をすると成功しにくくなります。具体的には、内見から物件の申し込みをする直前がおすすめです。

部屋探しから入居までの流れとして、まず物件希望の条件を伝え、内見します。気に入ったら申し込みしますが、このときが家賃交渉のタイミングです。その後、審査が行われ契約から、契約、入居へと進みます。このように、内見後から契約直前の期間内に、家賃交渉を行うことが好ましいです。

入居の手続きを進めて契約書にサインした後は、賃料を含む契約内容に同意したとみなされて、契約の変更が難しくなるためです。また、時期的なタイミングとして閑散期も比較的に成立しやすいようです。

学生や独身向けの物件では、4月までに入居者がいないと一定期間空き家になってしまうことから、5~9月の期間は家賃交渉が成立しやすくなります。家賃の交渉は、「入居したい」という意思を固めてから行うものです。内見をして、きちんと物件の様子を把握した上で、切り出すようにしましょう。

交渉してくれる人を大切にしよう

大家さんと交渉するのは仲介業者ですから、謙虚な姿勢で家賃の値下げをお願いすることが大切です。ポイントは仲介業者を味方にすることです。多くの物件は大家とは直接交渉することはできません。主に家賃交渉は、仲介業者と管理会社のあいだで行われます。つまり、入居者が交渉を頑張るのではなく、仲介業者に交渉を頑張ってもらうことになるのです。

仲介業者を味方につけるコツは「月額が下がってもこの人に住んでほしい」と思わせることがポイントです。ただ単に、「値下げしてほしい!」といっても成功する確率は低くなります。

仲介業者も人なので、「この人のためならば協力したい!」と思ってもらえれば、しっかり協力してくれる可能性が高くなるでしょう。「値下げして当たり前でしょ。」のような大きな態度であれば協力したいと思いませんよね。謙虚な姿勢でお願いして、「協力したい」と思わせて交渉してくれる人を味方に付けるようにしましょう。

入居前であれば初期費用を下げてもらうのも手

入居前であれば、敷金や礼金などの初期費用を下げてもらうのも手です。月額の家賃の交渉に失敗しても、初期費用なら下げてもらえる可能性があります。大家の気持ちとしては、1度家賃を下げてしまうと、住んでいる限り家賃が低くなってしまうので、できるだけ下げたくないと考えています。初期費用は一回だけしか発生しない費用なので、交渉しやすく応じてもらえるケースもあるようです。

また、同じエリアの同じような物件と比べたときに、敷金・礼金の金額に差がある場合、交渉すれば値下げに応じてもらえるかもしれません。たとえば、敷金が2ヶ月に設定されているのであれば、1ヶ月にしてもらうなど相談しましょう。家賃交渉に失敗しても、初期費用の交渉で初期費用の削減ができるかもしれません。

 

今回は、家賃交渉を成功させるための3つのコツについて解説しました。家賃交渉は交渉するタイミングが大切です。交渉は申し込み前に行い、さらに、閑散期にするとさらに成功しやすくなります。そして、家賃の交渉するときは、必ず謙虚な姿勢でお願いするようにしましょう。不動産屋を味方に付けると、交渉が成功確率は上がります。ぜひ、家賃交渉する際の参考にしてみてくださいね。

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WRITER沢野圭太
埼玉県出身。不動産歴6年。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーとしての視点で不動産情報を日々発信しています。
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