不動産購入の流れとは?
不動産物件を購入する流れは、数段階に渡ります。
実際に購入する際、スムーズに契約できるようにある程度は把握しておきましょう。
今回、物件見学~引渡しまでの流れをまとめましたので参考にしてください。
会社に連絡をして物件の見学をする
まず1段階目ですが、物件を取り扱っている会社への連絡です。
WEBや電話などで連絡を取り、2段階目は下見になります。
下見しなくても物件を買う事はできますが、大きな金額が動きますし、まずは下見で物件の状況を確認するのが一般的です。
下見の際には、連絡した会社の担当者が同行してくれます。
現地では、担当者に対して色々質問する事も可能なので、不明点がある場合は現地で確認する方が良いでしょう。
完成済みの物件を見学する事もあれば、オープンルームなどを見学するケースもあります。
どちらになるかは、物件の状況次第です。
物件申し込みと契約の詳細に関する説明
3段階目は、物件を買う為の申し込みです。
ただ申し込みすると言っても、契約が確定する訳ではありません。
この申し込みの段階では、まず住宅会社などにお金を預ける事になります。
お金を預けないと、他の方々が物件を買ってしまう可能性があります。
ですから一旦は住宅会社に保証金を預けて、物件を買う予約を取る形になります。
この時に預けたお金は、後で返金されます。
住宅会社などに支払うのではなく、あくまでも「預ける」形になる訳です。
そして4段階目では、住宅会社の担当者から契約内容が伝えられる事になります。
担当者は契約書に記載されている重要な点を抽出して、分かりやすく説明してくれるので内容を慎重に吟味して、本契約するかどうかを判断する訳です。
その際、殆どの不動産会社では、契約書も提示されます。
もちろん説明の際に、担当者に質問する事も可能です。
5段階目は、本契約するかどうかの判断です。
上述の担当者の説明内容などを踏まえて、本契約して良いかどうかを慎重に判断します。
本契約で問題なければ、契約書に捺印します。
契約内容を聞いてみて、イメージと違うと感じた時は、本契約せずに見送る事も可能で、その際、預けたお金は返金されます。
ローンの契約手続きと物件の引き渡し
6段階目は、ローン商品の契約です。
住宅物件などは、全体的に販売価格は高めです。
2000万円以上の物件も多数あります。
多くの方々は、それを一括払いで支払うのは困難なので、ローンを組んでいる傾向があります。
ですから銀行などの金融会社に連絡をして、ローンの申し込みをします。
一旦申し込みしますと、金融会社による審査も行われます。
大抵の住宅ローンは、審査は2段階になります。
仮審査と本審査の二段構えになり、本審査の結果が通知されるのは、だいたい2週間目安になります。
金融会社によっては、1ヶ月かかる事もあります。
審査に通れば、申し込みした金額が入金されますから、物件の販売会社に支払います。
7段階目は、物件の引き渡しに関する手続きです。
その際住宅の鍵なども必要ですから、大抵は販売会社の担当者から鍵が手渡しされます。
更に物件に関する登記手続きなども行い、事務処理が全て完了したら、必要に応じて物件に引っ越しする訳です。
ですから不動産の物件を購入する流れは、全部で7段階になります。
大ざっぱには、まずは物件の見学をして、契約内容も確認します。
それで本契約の手続きを済ませたら、ローン契約の申し込みをして、物件が引き渡しされる訳です。
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