ルームシェアしたい!お部屋の広さや間取りはどうやって選ぶ?

公開日:2022/11/01   最終更新日:2022/11/11

ルームシェアしたい!

友人同士でルームシェアする人が増えています。間取り選びのポイントやライフスタイル別におすすめできる間取りなどを紹介します。現在のところ、ルームシェアできる物件はそれほど多くありませんが、1人で家賃を負担するよりも負担を軽減できるメリットがあるので、検討している人は参考にしてください。

ルームシェア向きなのはどんな間取り?

近年は2LDKが人気を集めています。2DK3DKの需要もありますが、あらかじめどのように部屋を使用するのかイメージしておきましょう。

2DKの特徴

部屋の数が2つあるので個室を設けられます。最近は需要数の減少に伴い、築年数が古い物件が目立つようになりました。

そのため、初期費用や毎月の家賃を抑えられます。

2LDKの特徴

近年人気を集めている間取りです。2DKより広いスペースなので生活空間にゆとりが持てます。

そのため築年数が浅い物件が多く、賃料が高めになっているので予算の範囲内で収まる物件を探しましょう。

3DKの特徴

部屋の数が3つあるので、2人で生活する場合は1部屋が余ってしまいます。1つ余った部屋をどのように活用するのかあらかじめ決めておきましょう。

ライフスタイルに合わせるのも手

お互いが苦痛に感じることがないように生活しましょう。親しき中にも礼儀ありを忘れないでください。

プライバシー重視型

食事や団らんのときはリビングで過ごしますが、基本的には自分の部屋で過ごしたい人もいるでしょう。

2人の居室を離れた場所にすることで、物音を気にすることなく生活できます。とくに生活リズムが異なるときは、居室を離れた場所に設定しましょう。

ホームパーティ型

友人を招いてパーティしたい人や、プライバシーを重視するよりも一緒に同じ空間で生活したいと考えている人は、LDKの間取りを選択しましょう。

また、部屋とリビングが引き戸タイプになっていると、部屋を広く使えるようになります。リビングに置くソファやテーブルにもこだわってみましょう。

節約重視型

住居費用にそこまでお金をかけたくない場合は、築年数が古い物件や、設備が古い物件を探してみましょう。初期費用や毎月の家賃を抑えられます。

ルームシェア用の部屋選びで注意したいポイントとは

注意点を2つ紹介します。1名が借主となる場合とは異なる点があります。

ルームシェアできる部屋は限られている

1名で生活するわけではないので、1人暮らし用の1LDK1DKの狭い部屋とは異なり、2DK以上の間取りの住居を借りて生活します。

しかし、同居することでルームメイトの嫌な部分が見えて同居を解消すると、1人で生活するには部屋が広すぎるため、契約を解消する人が後を絶ちません。するとオーナーは収益化するのが難しくなります。

また、ホームパーティが開催されると深夜まで騒ぐことも考えられます。近隣トラブルにもなりかねないので、ルームシェアに積極的になるオーナーや不動産会社はそこまで多くありません。

連名契約を求められることがある

自分だけが部屋を借りる場合は1名が借主となります。しかし、ルームシェアの場合は2名が借主になる場合があります。

必ずしもそうなるわけではないので、詳しい内容は不動産会社に問い合わせてください。2名が借主となった場合は責任の所在を明確にできるメリットがあるため、そのようになっています。

まとめ

仲のよい友人同士でルームシェアすると楽しく過ごせるでしょう。まるで寮生活のような新鮮さを味わえます。しかし、数か月以上も一緒の空間で生活することで次第にストレスを感じるようになるかもしれません。

そして仲が良かった2人が同居を解消してしまうことがないように、生活を送る前にルールを決めておきましょう。

たとえば、洗濯機を使用する時間帯や共用部の清掃区分などを明確にしておきます。そうすることでトラブルを未然に防止できます。また、深夜などの時間帯を問わず、近隣住民に迷惑をかけないようにしましょう。

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WRITER沢野圭太
埼玉県出身。不動産歴6年。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーとしての視点で不動産情報を日々発信しています。
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