一人暮らしならどんな間取りがおすすめ?知っておきたい部屋のタイプ

公開日:2022/08/15  


一人暮らしするために賃貸物件を探しているとき、さまざまな種類があって迷ってしまうことありませんか。とくに初めて一人暮らしする方は「どのような間取りがいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。今回は一人暮らしにおすすめの間取りや、それぞれの特徴についてご紹介します。

もっともシンプルなワンルーム

ワンルームとは、室内にドアなどの仕切りがなく、一つの空間となっている間取りを指します。部屋全体が広く見え、開放感があります。

最大のメリットは、ほかの間取りに比べて家賃が安いことでしょう。コンパクトな分掃除も簡単で生活しやすい面もありますが、キッチンと居室がつながっているため、衣類などに料理の臭いがうつってしまうことあるので、頻繁に料理をする方にはあまり向いていないかもしれません。ロフトが付いているタイプも多いです。玄関から部屋全体が丸見えになってしまう物件も注意が必要です。

もっともスタンダードな1K

1Kは、居室とキッチンがしっかりと区切られている間取りを指し、一人暮らし向けとしてスタンダードなタイプです。仕切りがあることで玄関から居室の中が丸見えになることもなく、料理の臭いも軽減されるでしょう。

ただし、キッチンは4.5帖未満なのであまり広くはなく、調理スペースは充分確保できますが、収納棚や冷蔵庫は居室に置かなくてはいけない物件もあります。家賃相場はワンルームよりもやや高めな傾向ですが、築年数やエリアの条件次第ではあまり変わらない場合もあります。

ちょっと広い部屋に住みたいなら1DK

1Kよりももう少し広い部屋に住みたい方には、1DKもおすすめです。1Kと同様にキッチンと居室の間に仕切りがあり、キッチンが1Kよりも広い4.5帖以上となっている間取りです。DKはダイニングキッチンの意味で、食事をするスペースがあるということです。

4.5帖ではダイニングテーブルを置くことは難しいですが、6帖程度あればゆったりとできます。キッチンに収納があったり、コンロが2口ある物件も多いので、料理好きな方には嬉しいかもしれませんね。1DKは以前人気だった間取りのため、少し古めの物件が多い傾向にありますが、その分1Kと変わらない家賃で見つかることもあります。

お金に余裕があるなら1LDK

1LDKは、1DKよりもさらにキッチンが広くなり、8帖以上ある間取りのことを指します。DK(ダイニングキッチン)にリビングスペースが(L)がつくことで、ソファやテレビを置くこともできます。最大のメリットは、くつろぐスペースと寝室を分けることができるので、生活にメリハリがつきやすく、友人なども招きやすいことでしょう。将来的に同棲を考えている方にもおすすめです。ただし、ほかの間取りに比べ家賃は高くなり、広くなる分光熱費なども上がります。

2部屋欲しいなら2Kもおすすめ

物件数としてはあまり多くありませんが、2つの部屋がある2Kという間取りもあります。6帖未満のキッチンと仕切られた居室が2つあるタイプです。1DKと似ているように思えますが、目安としてDKはキッチンが6帖以上となります。専有面積はほとんど変わらないので、生活スタイル合わせて選ぶのがよいでしょう。家賃は安めですが築年数が古い物件が多いので、リフォーム済みの物件などをうまく見つけるとお得に生活できるでしょう。

まとめ

一人暮らし向けの物件といっても、生活スタイルによって人それぞれ求めるものは違いますよね。迷ってしまうときは、自分の中で優先順位を考えてみましょう。家賃の安さ、キッチンの広さ、快適さ、友人を呼びたい、など何を重視したいかを決めると、それに合った間取りが見えてくるはずです。部屋選びをぜひ楽しんでください。

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WRITER沢野圭太
埼玉県出身。不動産歴6年。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーとしての視点で不動産情報を日々発信しています。
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