賃貸と持ち家どっちがいい?

公開日:2020/12/15  最終更新日:2020/10/07

これから新しい家を探そうと考えている人にとって、まず大きく立ちはだかる選択肢が、持ち家にするか賃貸にするかというものです。自分の資産となる持ち家を買ってしまうか、そこまで大きなお金を掛けずとも賃貸にしておくか、悩み人は多いでしょう。独り身か家族かで条件も違って来ますが、持ち家と賃貸はどちらがよいのでしょうか。

持ち家を買うことのメリットとデメリット

自分の城、持ち家を持ちたいと考えている人は多いでしょう。人生の目標にする人も多くいます。買ってしまえば自分の持ち物ですし、どう作ってもどう改造しても自由です。ローンの返済が終わったら、完全に自分の資産になるので老後のことを考えても安心でしょう。しかしよい部分だけでなく、デメリットもあります。

まず一度建ててしまったら、動かせない点です。家は動きませんが、勤務地が動く可能性はあります。勤務地が遠方になったとしても、では引っ越しましょうと簡単にはいきません。

それからどうしてもつきまとう問題が、隣人です。騒音の問題や、ゴミ出しのマナーなど、住んでみなければわからない困った隣人がいると、せっかくの新居にストレスを抱えながら住むことになってしまいます。

賃貸であれば大家に相談し、それが駄目でもすぐ引っ越せばいいのですが、持ち家だとそうはいきません。また、自分の持ち物ですから修繕費用も自分に降り掛かります。長く住んでいると家もボロが出ますし、費用も大きなものになります。この辺りのことをよく考えて、購入するタイプを判断するといいでしょう。

賃貸を借りることのメリットとデメリット

アパートやマンションなどの賃貸は、気軽に借りられる住居です。とくに独り身ならば、それなりのスパンで移り住んでいる人も多いでしょう。この身の軽さが賃貸の魅力で、隣人に困った人がいたとか、マンションのルールが厳しくて住みにくいとか、そういったときは持ち家に比べて非常に簡単に引っ越すことができます。

また、管理費用を払って共用部の管理などは大家に任せておけるので、家のちょっとした不備に煩わされることがありません。マンションによっては一般的な家具がすでに準備されているところもあり、すぐ住みたい需要を満たす物件も多くなっています。

デメリットとしてはあくまで借り物なので、家の中を自由にできないところでしょう。壁に釘も打てませんし、据え置きのバスやトイレなども綺麗に使う必要があります。そして賃貸なので、いつになっても自分のものにならない、ずっと家賃を払い続けなければならないという点も、気にした方がいいでしょう。

池袋という土地と不動産選びの方法

歓楽街のイメージが強い池袋ですが、人気の都市として名が高い土地でもあります。電車は多数の路線が乗り入れており、東京各所はもちろん、埼玉方面への便のよさは東京屈指といえるでしょう。しかし他へ出ずとも、池袋にないものはないというぐらい、デパートから電気屋から映画館から飲食店まで揃っています。

よく遊びに来る人にとって、ここに住めればいいなと思う人は多いでしょう。池袋での不動産選びも他の土地と同様、不動産屋の門を叩くことになります。誰でも名前の聞いたことのある不動産屋から、ネットを中心とした口コミを重視する不動産屋もあり、自分が探したい物件に強そうなところを探して行ってみるといいでしょう。

 

不動産選びの要素は多岐に渡ります。勤務地、家族構成、資金、将来設計など、そしてそこに自分の嗜好が加わります。知り合いの詳しい人にアドバイスをもらうのもいいかもしれません。ただし不動産選びの特徴として、どんな人でもそんなに何回も買っていないという要素があり、この面に関してはネットで広い意見を拾うのもいいかもしれません。家は人生に関わる重要な買い物です。慎重に慎重を重ねて、後悔のない選択をしたいものです。

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WRITER沢野圭太
埼玉県出身。不動産歴6年。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーとしての視点で不動産情報を日々発信しています。
自身も不動産屋として接客の経験を持ち、本当に求められる安心できる不動産屋情報の発信に努めています。
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