定期借家と普通借家は何が違う?メリット・デメリットとは

公開日:2022/09/15  最終更新日:2022/09/02


日本の賃貸住宅には、定期借家と普通借家の2種類あります。もっとも普及しているのは普通借家であるものの、普通借家よりも定期借家が適している方も少なくありません。定期借家と普通借家の違いを近いし、自身に適している賃貸契約を選択しましょう。今回は定期借家のメリット・デメリットだけでなく、あわせて注意点も紹介します。

定期借家と普通借家の違いとは

賃貸物件には、定期借家と普通借家の2種類があります。賃貸物件を選ぶ際には、自身のライフスタイルを考慮して、適切な物件を選択すべきだといえるでしょう。

定期借家とは

定期借家とは、同一の物件に住み続けられる期間が定められている賃貸物件、もしくは賃貸借契約のことです。契約期間を満了した際、契約は修了します。契約満了後も引き続き同一の物件に住み続けたい場合は、改めて契約を結ばなければいけません。ただし、必ずしも再契約ができるわけではなく、貸し手と借り手の双方の合意が必要です。

普通借家とは

2年程度を目安に契約期間を定めるものの、契約満了後に契約更新して同一の物件に住み続けられる賃貸物件、もしくは賃貸借契約のことです。契約の更新を希望する際は、契約満了前に送付される契約更新の契約書を提出するか、もしくは解約をしない限り自動更新されます。国土交通省が発表した2020年度住宅市場動向調査によると、三大都市圏における95.5%が普通借家契約を利用しています。したがって、もっとも一般的な賃貸物件だといえるでしょう。

定期借家のメリット・デメリット

定期借家は、欧米の賃貸契約ではスタンダードです。日本でも、平成12年に改正された借地借家契約で導入されるようになりました。つづいて、定期借家のメリットとデメリットを紹介します。

定期借家のメリット

定期借家の多くが、1年未満の短期間での契約です。3か月などの半年以下を期間とした物件もあります。持ち家のリフォーム期間のみ、出張期間のみといったライフスタルにあわせて賃貸契約が可能です。

また、定期借家では貸し手が契約満了後に、借り手との再契約を断るケースもあります。従って、ルールを守らない住人の選別などが行われ、住居環境の基準が一定レベルに保たれていることも多いです。場合によっては、分譲マンションの一時貸出や取り壊し前までの一時貸出などで、相場よりも安い賃料である場合もあります。

定期借家のデメリット

最大のデメリットは、契約更新できない恐れがある点です。貸し手の合意のもと、契約満了後にも新しい契約を結ぶことはできます。とはいえ、定期借家は基本的に短期間での居住を前提として貸し出されるため、拒否されることも少なくありません。退去には引っ越しの費用なども必要となるため、継続して住み続けられないリスクを念頭においておく必要があります。

定期借家を借りるときの注意点

定期借家では、更新できない契約を結びます。契約期間を満了した際は契約修了か、新しくべつの契約を結ばなければいけません。定期借家の契約を望む場合は、紹介する注意点をしっかりと把握しましょう。

契約期間が満了した際は速やかな退去が求められる

定期借家は、契約期間のみ居住が許されます。契約をする際は、契約期間の確認だけでなく、退去日の確認も行いましょう。契約期間の満了日が立会日となっている場合もあります。速やかに退去できるよう、引っ越し先や業者への依頼を早めに済ませておくのがおすすめです。

中途解約ができない恐れがある

定期借家は、短期での賃貸契約が多いです。したがって、中途解約がないケースが大半だといえます。契約満了までに解約する場合は、契約満了期間までの日数相当の賃料が請求される可能性が高いです。

改めて更新する際は賃貸料が増減する可能性がある

同一の賃貸に住み続けたい場合は、改めて別の契約を結ぶ必要があります。別の契約であるため、賃貸料や契約条件が異なる場合も考えられるでしょう。あらためて契約を結ぶ際は、しっかりと契約内容を確認しなければいけません。

まとめ

日本では普通借家の制度を利用した賃貸物件が多いです。しかし、借り手のライフスタイルによっては、定期借家が適している場合があります。自身のライフスタイルと、紹介したメリット・デメリットを参考に適切な賃貸物件を選択するとよいでしょう。

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WRITER沢野圭太
埼玉県出身。不動産歴6年。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーとしての視点で不動産情報を日々発信しています。
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