不動産の頭金とは何?

公開日:2019/07/15  最終更新日:2019/08/02

池袋で不動産を購入する場合、一括で支払うことができれば問題ありませんが、必ずしもだれもが一括で支払いできるとは限りません。

もし、一括の支払いが難しければ、頭金を考えるのがよいでしょう。そもそもこれはどのような意味でしょうか。この意味を知ることで、不動産をより購入しやすくなるといえます。

頭金とは一体何かを理解しておこう

不動産を購入する場合には、頭金を理解しておく必要があります。頭金とは、お金を借りるときに最初に支払うお金です。

例えば、不動産を購入する場合その不動産が3000万円だったとします。このとき3000万円は手元になく500万円しか持っていなかった場合、借金をせざるをえません。借金をするときも、お金を貸す方は何らかの保険をとっておきたいところです。

もし保険を何もない状態で3000万円のお金を貸してしまったとすれば、そのまま逃げてしまった場合すべて損をしてしまうからです。この場合、いくらかのお金を事前に借主から預かっておく必要があります。

これを頭金といます。このようにお金を先に一部だけ預かっておくことで、取引を真剣に考えているかどうかを判断することもできます。真剣に考えている人でなければ、最初にお金を貸主に支払うようなことはしないからです。

頭金はどれぐらい必要か知っておこう

不動産を購入する場合、頭金を支払うことになるならばどれぐらいの金額を支払ったらよいのかを知らなければ不安に感じてしまうものです。そこで、一般的にはどれぐらいのお金を支払っているか知っておくことも大事になるでしょう。

実は、いくらぐらい支払わなければいけないといって決まではありません。もちろん10,000円や20,000円程度では少なすぎますが、たいていの場合100万円単位で支払っています。

では100万円が平均なのかといえばそのようなことはなく、おおむね一戸建て住宅や平均的な金額のマンションなどを購入する場合には300万円から1000万円ぐらい支払っている人が多いです。中には、2000万円以上の頭金を支払っているような人もいますが、それは例外と考えておきましょう。

そのため、まず目標として最低300万円のお金をためていくことからスタートすると良いかもしれません。それだけの金があれば、銀行の方も納得してくれるでしょう。

支払わなくてよいような契約もある

最近は、頭金を支払わなくてよいような契約もあります。もちろん支払うことに意味はありますが、絶対に支払わなければいけないわけではありません。なぜ支払わない契約が成立するかといえば、事前にお金を用意できない人もいるからです。銀行としては、可能なかぎり多くの人にお金を貸して金利をとることで売り上げを伸ばしていくことになります。

ですが、頭金がある人だけを対象に貸し付けをすると貸す範囲が狭まってしまいます。そこで、ほとんどお金を持っておらず最初に全くお金を支払わなくてもローンを組めるようにしているわけです。

ただ、そのような契約をすると借り主側は毎月の支払いの負担が大きくなってしまうことが考えられます。裏を返せば、最初にいくらかのお金を入れておけば、毎月支払うお金も少なくなる計算になることを知っておく必要があるのです。将来的なことも十分に考慮したうえで、ローンを利用するべきでしょう。

 

頭金は、不動産を購入する際にローンを組むときにあらかじめ支払うお金になります。おおむね300万円から1000万円ぐらいが平均的な金額になるでしょう。そのため、不動産を購入するのにお金をためることを考えるならば、まず目標として300万円ためるようにするべきです。

もちろん余裕があれば、500万円ぐらいのお金を入れておいてもよいかもしれません。一方で、全く最初にお金を払わなくてもよい契約も存在しています。

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WRITER沢野圭太
埼玉県出身。不動産歴6年。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーとしての視点で不動産情報を日々発信しています。
自身も不動産屋として接客の経験を持ち、本当に求められる安心できる不動産屋情報の発信に努めています。
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