不動産業界の繁忙期はいつ?

公開日:2019/02/01  最終更新日:2019/01/10

引越しを予定している方は、物件を探す必要がでてきます。

できれば条件のいい物件などを見つけたいという方もいるでしょう。

ですが、時期などもある程度考えなければいけません。

不動産の繁忙期などもあるため、そのような時期は避けて物件を探すということがいい物件を見つけるポイントです。

どのような時期に物件が埋まりやすいのか

引越しをする理由は人それぞれですが、引越しをする時期などはある程度タイミングをみて行動を起こすということも大切です。

もちろん、状況によってはタイミングをはかって行動するということが難しいケースもありますが、できるだけ時期なども考慮するということが重要なポイントといえるでしょう。

不動産の繁忙期は1月から3月です。

4月から新生活という方が多いため、その前の時期というのはどうしても物件の争奪戦となりやすいのが特徴といえるでしょう。

自分以外にも同じ物件を狙っている方がいる可能性も高く、家賃などの交渉をしても業者側も物件が埋まりやすい時期のため、ある程度強気な姿勢で対応してくる可能性も出てきます。

その点からも、1月から3月までの時期などは物件探しを避けるということも有効な手段といえます。

閑散期を狙って行動していくほうがスムーズに物件が見つかる可能性も高く、家賃などの交渉に応じてくれる可能性なども高まる点から閑散期を狙うようにするといいでしょう。

行動するなら10月から12月がおすすめ

春先から夏にかけても不動産に関してあまり動きが激しくなる時期ではありませんが、夏時期になると気温も上昇しかなりの暑さとなります。

物件を探すという場合でも、近年ではネットである程度情報をチェックできますが、いい物件などがいくつか見つかった場合には、物件を見学するということもあるでしょう。

暑い時期にいろいろと物件を見て回る、探すというのは体力的にかなり厳しくなります。

この点からも、それほど物件が動くような時期ではありませんが、体力的な面から考慮すると時期をずらしたほうがいいといえます。

行動するなら10月から12月の時期を狙うようにしましょう。

9月時期なども一時的に物件が動く時期でもありますが、10月以降などはある程度物件の動きも落ち着きを見せ始めます。

再び繁忙期となる1月以降になる前の段階で空いている物件が多い状態は、オーナー側もできるだけ入居してほしいという気持ちが出てくる点からも、家賃などの交渉に応じてくれる可能性が高まります。

このような時期を狙って行動してみるといいでしょう。

物件探しをするなら引越しをする1か月前から

物件探しをした場合に、申し込みから契約までにある程度時間がかかります。

その点も考慮して物件を探す必要があるため、物件をいろいろと選ぶための時期なども含むなら1か月程度前から行動を起こすようにするといいでしょう。

新しい生活のための住居です。

納得のいく物件を見つけることが大切だといえます。

そのため、効率よく情報集めをすることや直接物件を見学に行くなど積極的に行動していくことも重要です。

また、自分が物件に対してこだわりたい部分などがある場合には、業者側に伝えてみるなどして条件にあう物件を紹介してもらうといいでしょう。

まとめ

不動産の繁忙期を把握してその時期を避けて、物件探しをするということが重要です。

閑散期などのほうが物件を探しやすい、交渉などをした場合でもある程度オーナー側も妥協してくれる可能性が高まるため時期的な面を重視して物件探しをしていくようにしましょう。

また、物件探しから入居までスムーズに行えるように、1か月程度前から行動していくことで、申し込みから契約までの期間や物件を探す時間などもある程度とれるため少し余裕をもった行動をすることができます。

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WRITER沢野圭太
埼玉県出身。不動産歴6年。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーとしての視点で不動産情報を日々発信しています。
自身も不動産屋として接客の経験を持ち、本当に求められる安心できる不動産屋情報の発信に努めています。
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