不動産屋へはアポなしで行っても大丈夫?

公開日:2018/05/01  最終更新日:2018/06/26

不動産屋へはアポなしで行っても大丈夫?

春になり新生活を始める人は多いのではないでしょうか?

今まで慣れ親しんだ街を離れ、新天地で頑張る人が多いこの時期、不動産会社も繁忙期で、たくさんのお客様が土地や住居に関しての相談をしに来る人が増えてきます。

住みたい場所を決めたいとき、インターネットでも住居を探すことはできますが、まずは不動産会社へ行って自分に合った住居を決めるかと思います。
そんな不動産屋でアポなしで言っても大丈夫なのでしょうか?

 

時期によって予約なしでも対応可能です

基本的に不動産会社は、アポなしでも対応してくれます。
事前に電話をした場合どんなお部屋を探していると事前に話をしておくと、当日お店へ足を運んだ際にスムーズにお部屋を探すことが出来るので、電話をすることをお勧めします。

 

○予約なしの場合

どんな条件でどんなお部屋を探しているのか伝えるところからスタートするので物件を紹介してもらうまでに時間がかかってしまいます。
事前に連絡をすることでお客様がどんな条件でどんな部屋を探しているのか、お客様から情報を入手できるので当日物件紹介がスムーズになります。

 

○時期によっては対応できないことも

普段はアポなしでも比較的対応してくれる不動産屋でも、アポなしで対応できないこともあります。
それが1月から3月です。
引っ越しシーズンである1月から3月は、不動産屋は「繁忙期」という時期に当たります。

多くの人が不動産屋へ足を運ぶため、この時期にアポなしで飛び込んでも予約をしないとお客様がいすぎて対応できず断られることがあります。
1月から3月以外にも、企業によっては8月や9月に秋の人事異動があります。

なので、8月9月も予約が必要で、10月も結婚式シーズンなので予約を必要とする場合があります。
アポなしで対応できるのは、4月から7月、11月から12月のこの時期はゆっくりと物件を探すことが出来ます。

 

○アポをするメリット

予約をしているので待ち時間がないこと

事前に物件の条件をスタッフに伝えているので物件紹介がスムーズである

紹介された物件が気に入ればその日に内見できる場合 があります。

 

○デメリット

予約なしで行くとお部屋の条件を伝える必要があるので紹介に時間がかかること

対応してもらうまで長時間待つ可能性があること

内見できる物件が限られてしまうという事 があります。

こうしてみると、アポなしでも物件は紹介してもらえますが、内見がじっくりできるという面ではアポをとってからのほうがお得です。

不動産屋の多くが水曜日を定休日にしていることが多く、水害を連想させることから定休日にしています。
なので、水曜日にアポなしで訪問しても当然対応することが出来ません。
ただし最も忙しい1月から3月の繁忙期は例外で水曜日も営業している不動産屋は多いです。

 

アポをとって不動産屋へ行くようにしましょう

これから引っ越しを考えている人にとって、不動産屋へ足を運ぶ方はいるかもしれません。
引っ越しをする準備が忙しい中で不動産屋へ足を運びます。
普段はアポなしで言ってもさほど待ち時間はかかりませんが、繁忙期にアポなしで言った場合相当長い時間待たなければいけません。
それでは非常にもったいないので、できればアポなしではなくアポを入れてから足を運びましょう。

 

○予約する際はある程度の情報を伝える

どんな条件の部屋を探しているのか、ある程度情報を伝えておくといいでしょう。
また繁忙期の場合、いい物件があってもすぐにほかの人にその物件を取られてしまうので、そういったことを防ぐ意味でも物件条件をあらかじめ伝えておけば無駄な時間を取らないので、自分が気に入った物件を抑えることが出来ます。

不動産屋さんへ足を運ぶ際、これらの情報を踏まえてぜひアポを入れてから行くようにしましょう。

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WRITER沢野圭太
埼玉県出身。不動産歴6年。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーとしての視点で不動産情報を日々発信しています。
自身も不動産屋として接客の経験を持ち、本当に求められる安心できる不動産屋情報の発信に努めています。
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