不動産屋目線で教える不動産の賢い探し方

公開日:2020/08/01  最終更新日:2020/08/21

家を新築しようと考えたときや、賃貸のマンションに引っ越したいと考えたときに、どのように探していますか。住居を決めるのは誰でも悩むものです。そこで今回は、不動産を探すときの賢い探し方について解説しています。土地の探し方から、新築と中古物件の違い、さらには賃貸物件の探し方について悩んでいるときの参考にしてください。

土地を探すときにチェックしておくこと

新築の家を建てたいと考えたときには、家のデザインの前には、まずは土地を探すことが大切です。単に、坪単価が低いからという理由だけで選ぶと、あとで後悔することにつながります。たとえば、現在はスーパーや商店街が近くにあって便利なエリアでも、数十年たったときにはどのように変化しているかわかりません。

土地を購入するときには、現在だけではなく未来のことも考えることが必要なのです。各自治体では、立地適正化計画を公表しています。立地適正計画には、居住誘導区域や都市機能誘導区域などが書かれているため、土地探しの参考になります。

そして、災害のリスクの有無についても検討しておく必要があります。将来的に地震が起きる確率や、土砂災害にあいやすい場所などに家を建てると、工事費用がかかったり、住めなくなったりする場合もあります。土地を選ぶ前には、必ず各自治体が出しているハザードマップを利用して、安全性が高いかどうかを確認しておきましょう。不動産の賢い探し方は、まずは土台となる土地を決めることから始まります。

新築物件と中古物件の違いについて

不動産を探すときには、新築物件か中古物件かで悩む人もいるでしょう。この2つの探し方を同じだと考えているなら、いい物件には出会えない可能性があります。新築物件の場合は、まずは不動産ポータルサイトで探すというケースも多いでしょう。

エリアや間取りだけではなく、最寄り駅までの距離や、周辺情報まで詳しく掲載されているので、住みやすい場所も選びやすくなります。また、デベロッパーの会員サービスに登録しておくという方法もあります。登録後には会報誌やメールマガジン、イベントなどによって新築情報をいち早く知ることができます。

そして、中古物件の場合も同じように探した方がと考える人もいるでしょう。しかし、中古物件の場合はポータルサイトなどを利用するよりも、不動産会社に直接問い合わせをした方が、有益な情報を知ることができる可能性があります。

なぜなら、中古物件の場合は売主が近隣の住民に知られたくないという理由から、公表をストップしている物件もあります。問い合わせのタイミングによっては、希望通りの物件に出会える可能性があります。

賃貸物件の探し方で押さえておきたいポイント

賃貸物件を探すときには、いくつかのポイントを押さえておくと探しやすくなります。賃貸物件を探す人の多くは、インターネットの不動産情報サイトなどを利用する人もいるでしょう。そのときには、まず掲載されている写真をチェックしてみましょう。

写真の枚数があまりにも少ないというときや、同じ部屋だけを角度を変えて何枚も掲載しているときには要注意です。そして、築年数が浅いのに空き室が多いという場合には、なぜ空き室が多いのか、その理由について確認する必要があります。

そして、駅までの距離などが大幅に違いすぎる物件も、入居するのは待った方が無難です。賃貸物件を探すときには、掲載されている情報だけを信頼するのではなく、きちんと確認してから決めることが大切です。

 

不動産を賢く探すことは、より理想に近い物件を見つけることにつながります。土地や、新築物件と中古物件、賃貸物件の場合と探し方はさまざまです。探し方によっては、満足のいく物件をすぐに見つけることができますが、その逆もあるのです。しかし、豊富な物件のなかから自分だけで探すことは難しいと感じる人もいるでしょう。そんなときには、不動産会社に問い合わせをするなどして、できるだけ物件の情報を集めるようにすることが大切です。

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WRITER沢野圭太
埼玉県出身。不動産歴6年。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーとしての視点で不動産情報を日々発信しています。
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